Light and color

好きなゲームとか落書きとか。

ラウニーアクアファインを使ってみた

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ハーフパンは溶けやすくて、色も濃くて、とても使いやすかった。しかし、セットでしか売ってなくてバラ売りはないので、なくなったら補充できないのだなぁ。あと、好みの色を足すということもできない。

 

廉価版だと、コットマンも使ったことがあって、こっちは本家のw&nの専門家用と比べると、溶けやすさとか色の広がり、発色が劣っていて、たくさん絵の具を使わないと色がでない感じがした。

 

ラウニーはそんな感じがしなくて、使いやすかった。ラウニーの専門家用の青系の色は、渋い色が揃っていて、好み。基本的な色はアクアファインでよくて、こだわりの色は専門家用にすると、気兼ねなく絵の具をつかえていいかなぁ。

ケースがスチール製でしっかりしているので、パレットが使いやすいのもよい。

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これはラウニー専門家用だけで描いた。コバルト系の青の粒状化した感じとか、色の渋みがいいよね。

 

ちなみに、下がアクアファインの色見本です。発色はあんまり変わらないけど、全体的に均一に塗れる感じの質感。色がしっかり出るので使いやすかった。

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シュミンケアカデミーとラウニーアクアファイン

廉価版の透明水彩も、発色がメーカーによって違うのと、同じ色名でも色合いが全然違っておもしろいので、試しに買ってみてます。

 

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ラウニーは、金属ケースは専門家用より立派な気がする。スチール製のもの。以前はW&Nもこのスチール製の16色セットがあったけど、今はなくなっちゃったなぁ。

かわりに?ホルベインから最近出てる。

 

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アクアファインは、ハーフパンの個包装がなくて楽。でも、色毎の顔料とか透明度がわからない。

アカデミーは、ほとんど、ホラダムと同じ情報量の個包装だった。(顔料とか透明度の表記がある。)

 

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アカデミーのケースとハーフパンの絵の具の詰め方はホラダムと同じ感じ。

24色セットのほうに入ってるオレンジは、トランスルーセントオレンジと同じ顔料だったので、24色セットにして比較してみればよかったなぁ。

どちらもバラ売りはしてない…

 

以上がもの的な、見た目の印象でした。

 

これから、使い心地試してみます。

 

 

アクリル画制作過程

今までと比べて割と短期間で、なおかついろいろメディウムを使ってみて描き心地がわかってきたので、その記録用に書いておく。

 

今回は、想い出のある場所の、夕焼けをメインにしたいなとおもって描き始めた。

完成はこれ

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画材はキャンバスにアクリル絵の具です(絵の具はほとんどホルベイン

下書きを鉛筆ですると、なかなか線が透けて残って、見た目がよくないことが多かったので、今回は試しに水彩色鉛筆を使いました。

 

下塗りした後の絵

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下塗りすると、水彩色鉛筆が溶けるので、残らないのはよかったんだけど、下書きが途中で消えてしまうので、じゃっかん溶け残るタイプの色鉛筆のほうがよかったかな、とおもった。

今回は、ファーバーカステルのアルブレヒトデューラーを使ったので、よく溶けました。しかも、キャンバスは紙よりもツルツルしてて、鉛筆の芯が食い込まないのでなおさら溶け残らない。

 

おおまかに塗った後の絵

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今回は青色の絵の具に、いままで持ってなかったセルリアンブルーと、インダンスレンブルー、プルシャンブルーを追加した。

これまでは、ほとんどウルトラマリンブルーしか使ってなくて、濃くて暗い青を使うには混色しないといけなかったので、手持ちに暗い色があると、手間がかからず便利だった。

 

さらに、暗くするには、彩度と透明度の高い色を混ぜるとよかった。(ピロールオレンジとかフーカーズグリーン混ぜた)

 

空を塗った後

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アクリルでグラデーションをつくったりムラなく塗るのが苦手だったのだが、リターダーとか、グロスメディウムとかクリスタルメディウム使うと、乾くのが遅くなり、画面上で混ぜられるので作業しやすかった。

あと、グロスメディウムを混ぜると、ツヤが出るけど少し粘度が高くなり乾きは速くなる印象であった。透明感を出すのにいいのかな。水を混ぜると薄まってムラになるから。

 

クリスタルメディウムは、ベタベタ感がなくなるので、あんまり多用すると、上から重ね塗りするときに、絵の具が滑りやすくなって塗りにくい気がした。

 

柵の部分は、もう一度水彩色鉛筆で下書きしてから塗った。はみ出た色鉛筆は、絵の具が乾いたあとに水をつけてティッシュで拭き取るときれいに消えてよかった。

 

完成

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手前は、逆光なので暗めにした。

空はもう少し彩度下げたらよかったかなぁ。

今回は時間がなくて、一番描き込みたい空に時間をかけたくて、先に描いてしまったので、全体のバランスをみれなかったかも。

今度は、全体の色とか光のバランスを整えてから、描き込むようにしよう。

手前の柵とか床も歪んでしまってるし。せめて、シルエットになるところは、きっちり形を描けたほうが見映えがよかったかなぁ。

 

雲は、写真みないと、リアルに描くのは難しい。写真が細かいところは色がとんでしまって立体感がわからなかったので、また今度ちゃんと撮れてる写真をみて雲を描きたいなとおもった。

アナログ派

絵の教室へ通うのを再開して、現在はアクリル絵の具で描いている。

 

アクリル絵の具は乾くのが早すぎて、ぼかしたりむらなく塗るのが難しかったので、油絵のほうが描きやすいなと思ってたけど、こっちは乾くのが遅すぎて持って帰ったり家で乾かすのに都合が悪いなぁとおもっていた。

 

そこで、アクリル絵の具のメディウムを買ってみた。乾燥を遅らせるリターダーと、柔らかくするソフトメディウム

 

両方混ぜてから少し水を足すと、水だけよりも乾いた時のムラが少なくてきれい。下塗りがしやすくなったー。

あとは、今までアクリル画を描いてたときは輪郭をぱきっとした感じにはっきり塗り分けてたけど、すこしぼかして柔らかい雰囲気にしてみたい。リターダーがあればできそうなのでたのしみ。

 

下書きに水彩色鉛筆を使ってみたら、これも使い勝手がよかった。すこし溶けるので馴染むし、目立たない。

 

こういうことはすべてデジタルなら簡単に解決できそうなことなんだけど、いろいろ試して画材の特徴を知ったり、いろが溶けて広がってく様を見るのもすきなので、ようするに、実際に画材を使う過程が楽しいので、アナログ派でいこう、とおもった。

 

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こういう色見本を作るのも楽しい。紙を変えたりすれば、にじみ方も無限大。デジタルは全部できるけど、自分で考えてにじみも作らないといけないから、アナログで十分経験を積んでからデジタルで絵を描くと、もっと表現の幅が広がって楽しいのかもしれない。

iPad Proのでかいのは、A4用紙に近くていい。

 iPad Pro12.9インチを買った。Apple pencilも買った。

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 箱がきれい。

 液タブみたいに使えるので、気軽にデジタルイラストを描きたいという動機で買って使ってみたところ、紙代わりとしてとても便利だとおもった。まるでA4用紙のように使える。すごい!


使用用途は主に3つ

・絵を描く

電子書籍を読む

・PDFに書き込む


 メモアプリの鉛筆モードは、ペンの傾きによって、実際の鉛筆のように筆跡の幅が広くなるところが楽しいし便利。筆跡を変える設定をしなくてすむから、描くことに集中できる。


 メモアプリには定規もあって、表示させると本物の定規を使う感覚で直線がひけるのが、実際に紙とペンを使ってる感覚に近くて、とても使いやすい。


 描いたものは、カメラロールに保存して、簡単な画像編集をすることもできるので、落書きがたまたまうまくかけたけど、適当な裏紙に描いてて裏の印刷が透けててがっかり、といったこともないのがいい。


 落書きしたあとは、iPad Proでそのまま着彩するもよし、パソコンで加工するもよし、な感じで、とにかく描き始めのハードルが低いのが一番いい。



 電子書籍は、もともとkindleで買って読んでいたんだけど、大きな紙面でみたいときに使う。テキストでなくて、画像系の本読むときに役立つ。



そして、もっともありがたみを感じたのが、PDFに書き込みができること!

 仕事で文書を作ったとき、パソコン画面だと文章の見直しをするのに、画面が横長なのでページ全体が見づらくてきちんとできなかった。

 紙にプリントして手書きで直すこともあった。

 ノートのアプリを使って、PDFを表示させたところ、ほぼA4用紙のサイズで、縦にして使えるので、パッと1ページに目を通せて、気になるところを自分で見つけやすい。

 しかも、PDFにすると、ワードの改行マークとかなくなって見やすい。

 そして、書き込みは好きな色のペンやマーカーを選べて、紙はさらにPDFに書き出しできる。そもそもページがばらばらになったり、なくなったりしなくて、管理しやすい。

 アナログと、電子化のいいとこどりだなーと思った。


 iPad Proは、まるで無限に使える紙とペンのようだなぁ。

 紙は画用紙、ノート、ルーズリーフみたいな使い方ができて、ペンは、鉛筆、ボールペン、マーカー、画材とどんな筆記具にでもなれる。


 使う状況は、ほぼ自宅で机の上か膝の上。iPadが大きいので膝の上は安定感ある。


 持ち運ぶには少し大きいけど、A4ノート一冊を持ち歩くのとあんまり変わらないかも。

 それでいて、いろんな紙と同じことできて、本読めて、インターネットできるから、とても便利。

でかくて重くて邪魔になってしまうかとおもい、小さいサイズと迷ったけど、大きいほうにしてよかった。

 容量は64Gにしたけど、音楽、動画を保存することはほぼないので問題ない。絵をたくさん描いたとしても、アップロードしたり、バックアップとるので、容量不足が問題となることはないかな。


 趣味も仕事もはかどる〜たぶん。