Light and color

好きなゲームとか落書きとか。

アクリル画制作過程

今までと比べて割と短期間で、なおかついろいろメディウムを使ってみて描き心地がわかってきたので、その記録用に書いておく。

 

今回は、想い出のある場所の、夕焼けをメインにしたいなとおもって描き始めた。

完成はこれ

f:id:sorbine3:20181020192736j:plain

 

画材はキャンバスにアクリル絵の具です(絵の具はほとんどホルベイン

下書きを鉛筆ですると、なかなか線が透けて残って、見た目がよくないことが多かったので、今回は試しに水彩色鉛筆を使いました。

 

下塗りした後の絵

f:id:sorbine3:20181020190955j:plain

下塗りすると、水彩色鉛筆が溶けるので、残らないのはよかったんだけど、下書きが途中で消えてしまうので、じゃっかん溶け残るタイプの色鉛筆のほうがよかったかな、とおもった。

今回は、ファーバーカステルのアルブレヒトデューラーを使ったので、よく溶けました。しかも、キャンバスは紙よりもツルツルしてて、鉛筆の芯が食い込まないのでなおさら溶け残らない。

 

おおまかに塗った後の絵

f:id:sorbine3:20181020190936j:plain

今回は青色の絵の具に、いままで持ってなかったセルリアンブルーと、インダンスレンブルー、プルシャンブルーを追加した。

これまでは、ほとんどウルトラマリンブルーしか使ってなくて、濃くて暗い青を使うには混色しないといけなかったので、手持ちに暗い色があると、手間がかからず便利だった。

 

さらに、暗くするには、彩度と透明度の高い色を混ぜるとよかった。(ピロールオレンジとかフーカーズグリーン混ぜた)

 

空を塗った後

f:id:sorbine3:20181020191351j:plain

アクリルでグラデーションをつくったりムラなく塗るのが苦手だったのだが、リターダーとか、グロスメディウムとかクリスタルメディウム使うと、乾くのが遅くなり、画面上で混ぜられるので作業しやすかった。

あと、グロスメディウムを混ぜると、ツヤが出るけど少し粘度が高くなり乾きは速くなる印象であった。透明感を出すのにいいのかな。水を混ぜると薄まってムラになるから。

 

クリスタルメディウムは、ベタベタ感がなくなるので、あんまり多用すると、上から重ね塗りするときに、絵の具が滑りやすくなって塗りにくい気がした。

 

柵の部分は、もう一度水彩色鉛筆で下書きしてから塗った。はみ出た色鉛筆は、絵の具が乾いたあとに水をつけてティッシュで拭き取るときれいに消えてよかった。

 

完成

f:id:sorbine3:20181020191857j:plain

手前は、逆光なので暗めにした。

空はもう少し彩度下げたらよかったかなぁ。

今回は時間がなくて、一番描き込みたい空に時間をかけたくて、先に描いてしまったので、全体のバランスをみれなかったかも。

今度は、全体の色とか光のバランスを整えてから、描き込むようにしよう。

手前の柵とか床も歪んでしまってるし。せめて、シルエットになるところは、きっちり形を描けたほうが見映えがよかったかなぁ。

 

雲は、写真みないと、リアルに描くのは難しい。写真が細かいところは色がとんでしまって立体感がわからなかったので、また今度ちゃんと撮れてる写真をみて雲を描きたいなとおもった。