写ルンですでフィルムの楽しみを知ったので、明るい標準レンズでも撮ってみたいと思い、FM10と、50mmF1.8のレンズを買って、撮ってみた。
そしてフィルムは、なんとなく、富士フィルムのフィルムシミュレーションでなじみのある名前のプロビアでISO100を選んだ。
あとで、ネガフィルムじゃないため、いろいろネガよりも手間がかかることを知る。
一眼レフも初めて、マニュアル機も初めてで、電池がなくても、ピント合わせられてシャッターが切れることに感動。
レンズを通して風景が直に見られるのにも感動。レンズをくるくる回すと、ピントがあったりずれたりしていく。でも、どんな風にフィルムに写るのかまったく想像がつかなくて、とりあえず、近所を散歩しに行った。
最初に撮った時期は、たしか2月ごろ…。寒くて、手が動かなくなるので、何枚か撮って終わり。そんな感じで気が向いたら撮ってみるの繰り返しで、なんだかフィルムのお値段高いからあんまり気軽には撮れず、6月になり、ようやく36枚撮り終わり、現像に出したのだった。
いつも行く写真屋さんでは、現像は工場出しになるとのことで数日かかり、現像したフィルムをDVDにデータ化してもらったので、パソコンで見られるまでさらに1週間くらいかかった。
もう、なにをとったのか思い出せない。
でも、しあがった写真を見たら、青と緑がきれいで、なんだか自分の好みの写真であった。よかった。あと、フィルムそのものも美しい。
こんな感じのものが撮れた。
自然な青だ!
思いのほか、好みの写真になっててよかった。あと、色はフィルムの影響だと思うけど、レンズが違うと、写り方も全然違って面白いなーと思った。
あざやかより、このくらい落ち着いた色合いのほうが、見てて落ち着くかも。デジカメでは、鮮やかにしすぎちゃってたなあ。あと、たまぼけの輪郭がくっきりしているのも、けっこう好み。
今回の経験から、今後はなるべく自然な色合いの道草の写真をとりたいなあと思い、今、苔の本読んでるから、次は苔探しの散歩が楽しみ。
リバーサルフィルムは良かったものの、フィルム代、現像代、データ化代がかなりお金かかるので、ひとまずこれで一旦終わりにするけど、フィルム写真を基準にしてデジカメでいろいろ撮っていこうと思った。
写りかたとか、発色が参考になった。