Light and color

好きなゲームとか落書きとか。

久々に読み返した本(森博嗣の本)

森博嗣の本が好きで、わりと小説とエッセイのようなものを読んでいる。

コンスタントに出版されて、200冊以上著作があるから、飽きなくていいなぁと思っている。(要するに全部は読めてない)


犀川と萌絵シリーズが特に好みで、事件はどうでもよくて、10巻の間に時が結構たっていって、キャラクターが変化していくところが楽しい。

あとは考えてることをどこまでどのように言葉にしているのか…。とか。


あとは、日本語がきれいで説明文が読みやすい。はじめて出てくる単語や人物について、なになにとは、なんとかである、って説明がついてくる。わかりやすい日本語ってこういうことかな、そのまま受け取って読めるし、映像が頭に浮かぶような感じになる。


書く、話すことに最近重きを置いていて、本は勉強のために教科書を読むことが多かったけど、純粋に、読む楽しさに浸るのもいいなぁ。

幸い、ほぼ本は全部電子化されてるので、本屋の在庫を気にせず買えるのはありがたい。そして、片付けなくても、本は端末の中で整理されるのである。


文章は、その人の中にある考えから作られるから、直に会うことのない人の考えの一部に触れられるというのは不思議な感じがして好きだな。一方的ではあるんだけど。


こういう発想をする人が世の中にはいるんだ、という発見が、本から得られる。予想のつかないストーリーとか、トリックとかそんなのは自分にとってはどうでもよいのかもしれない。