鑑賞するのが好きなのは、シュールレアリズムのジョルジュ・デ・キリコとか、ホキ美術館にある写実絵画とか、印象派、ターナーの水彩画など。
写実絵画は、直にみてみると、そこに描かれたものが本当にあるかのような空気感が感じられて、不思議な感覚になる。
モチーフはとくに自然を描いた絵が好きだ。あと、光を感じる絵も好き。
自分が描きたい絵は、光を感じる空間でカラスのパン屋さんみたいに鳥が生き生きしてるような絵かなー。あり得ないけどあったら楽しいみたいな世界。
今までは、静物とか写真をみてキチッと描くことを意識していたけども、境界線が明確すぎると、なんか写真のようになってしまったり、絵としての温かみがないというか、なんか違和感があるのであった。あと、単純に描いてて疲れる。
写真を撮って、光がぼやーんとしてるのが撮れると、これいいなぁと思うし、絵でも光で輪郭がぼやけた感じとか、奥行きのある空間をえがけたらいいなと思うようになった。
光の中に溶け込んでいるような、そんな感じの絵が好きで、そうすると画材は油かアクリルになるんだけど、メディウムでいろいろできて、取り扱いの楽なアクリルが使いやすいなと思うようになった。
(油絵は、ペインティングオイルの瓶のふたが、しばらく使わないとガチガチで開けられない。あと、ほかの画用液で揮発性で引火性のある有機溶剤もあったりと管理が難しく感じる。描くのは楽しかったけども)
趣味なので、いかに全工程楽しく、自己満足できる絵が描けるかが大事だと思っている。