Light and color

好きなゲームとか落書きとか。

アクリル画を描き始める

なんやかんやで、一年くらい大きい絵を描いていなかった。

通ってるところの小さな展覧会がもうすぐあって、これはだいたい何年か毎年出していたので、締め切りに間に合う様にがんばる。


今回はどうやって描くかの計画を立てている。

今まで、アクリルでは写実的な絵(写真とか実物を参考に)を描いてきたけど、最近どうもピンとこず、写真を撮るようになったからか、あんまり描く意味とか楽しさを感じなくなってしまった(写真は楽しい)。


絵で本気でリアリズムを追求するのは、とても難しいこともだんだんわかってきた。そこに現実にあるように感じられる、空気感とか、内部まで想像して描くような緻密な観察眼とか…、絵に向き合うための膨大な忍耐力も必要。



そこで今回は自分が楽しいと思える絵を、現実を無視して、でもほんとにあったらいいな、と思える絵を描くことにした。


小鳥のアパートみたいな、そんな絵。

キャンバスの大きさと形に制限があるから、構図が難しい。

下書きはある程度できて、設定も固まって、色決めもだいたいできたからあとは構図…。


今回は、細かい部分も書きやすいように、ジェッソを使って、キャンバスの表面をなるべく平らにしてみることにした。ジェッソ上に描くの初めてだから、上手くいくかどうか…。あと、下書きを、水彩色鉛筆を使って転写できるか試したい。そしたら、下書きの線が残らなくてすむかもしれない。


絵を描く手順も見直して、描き直しが減ったら、どんどん描けてもっと過程も楽しくなるかなぁ。


あと、下書きの色つけは水彩を使ったけど、やっぱり固形絵具は便利だな。


いろいろ画材は買って使ってみたけど、結局は水彩がいちばん取り扱いやすくて好きかも。アクリルは、修正がきくのと、早く乾くのがありがたい。水彩色鉛筆は、補助に使うのに便利。


ガッシュとかの、不透明系の絵具は、混色が難しいのと、たくさんの絵具が必要になるからかさばるのと、乾いたあとに絵具がはげそうで心配になる。同様に、カラーインクも混色が難しく、自分には使えなかった。


いろいろ試すことでわかることはたくさんあったから、そろそろ画材ももっと整理していかなければ…。

画材もやっぱりコンパクトで軽くて管理がしやすいものに限る。

油絵は楽しかったけど、ちと管理が面倒であった。