展覧会が延期になったので、締め切りも伸び、余裕もって描くことにした。今回は、デッサンや写真をもとに描くわけではなく、想像のあったらいいな、という世界なので、描いてて自由で楽しい。
でも夕焼けや、植物はほんとにそこにあるように描きたい。
今はこんな感じ。
雀を増やして、表情をつけてみた。
穴を掘って家を作るのは、キツツキに外注している。
そろそろ買い出しに行ってた親が帰ってきて、おなかがすいて待ちわびる雛たち。
夕焼けのグラデーションがうまく描けなかったので、こんどはそれを描くのと、遠景の山が濃すぎるから、かすみがかった感じにしたい。
たしかに、てもとの写真の夕暮れを見たら、遠くの山や建物は、白っぽく影になっていた。
見たままには撮れなかったけど、写真は、現実がどうだったか、あとで観察し直すことができるのが便利。
すずめのデザイン
シルエットとくちばしの色と、体型が年齢によって違うのかな…。
大人は精悍な顔つき。
あと、今回の新発見は、耐水性のペンでアクリルの上から書くと、画面は水を染み込まないから、ペンのインクがアクリルの上に浮いた状態になっており、全然耐水性じゃなかった。ペンの線を保護するために、透明なメディウムをそっとのせてコーティングしておいた。
写真を撮るのはインプット(何を撮るか観察する段階も含め)で、絵を描くのはアウトプットな気がした。