Light and color

好きなゲームとか落書きとか。

イース8と10の感想

イース10をなんとなくやってみたところおもしろかったので、その後、ニンテンドースイッチでソフトが出てる8と9もやった。全部おもしろかった。

さらに3のリメイクのスイッチ移植版もやったのだが(フェルガナの誓い)、こちらはアクションがマリオみたいに特にジャンプがシビアで難しく、なんとかかんとかクリアはしたという感じ。2Dぽいステージなのに奥行きあるから、障害物を手前に避けて飛ぶの難しかった…。

 

8以降は、ゲームのシステムが同じなようで、好みだった。FFで挫折した経緯があり、自分にとってはこのくらいバトルシステムがシンプルなほうがゲームするために覚えることが少なくすんで助かる。パラメータも攻撃、防御くらいだし、状態異常もわかりやすくてありがたかった。RPGに限らずゲームするなら覚えるルールはできるだけ少ないほうがいい。

ストーリーと操作しやすさでいうと、8と10が特に好き。

9はちょっと単調かなぁと感じたところがある。仲間のドギが、9だけ見た目がなぁ…、ってところもちとマイナス。

 

プレイ順に感想

・10の感想

主人公のアドルはしゃべるのか?と思ったら、最初の選択肢のときだけだった。あとで、基本的にしゃべらないと知る。

出だしの船が海賊に襲われるシーンで、船長が死ぬので衝撃を受けた。

街の人は名前ないのかなぁと思いながらなんとなくうろうろしてて、宿屋の子がなんかかわいこぶってる印象と思ったら、きちんとあとで幼なじみが触れてたところとかおもしろかった。怒ると怖い性格らしい。

街の人に思い入れもないまま話はすすみ、その後、助けるイベントが続いて、さらに街の人のエピソードを聞くにつれて、そういえばそんなこと言ってたなとか人間関係があとから明らかになっていって、主人公目線でいろんな人をよく知れていくのがけっこうおもしろかった。

メインストーリーは、ラスボスがカッコよかった。どこかの島でのおじいさんと過ごした時間がとても好きだったので(穏やかで優しくてよいじいさん)、うすうす正体はわかってきたんだけど、おじいさんと過ごした時間があったからラスボスは涙ながらに戦った。

でも、もう一人の主人公のカージャは、かなり境遇がかわいそうだったなぁ。アドルが巻き込まれなかったら、仲間にやられちゃってたのか?と思うと。

アクションは、マナアクションのボードが途中難しくて足場などのサポートがある設定でやった。いちおう、平地でも乗れるけど全然スピード出なくて、特定の場所以外で活用する場面はなかったかも。

バトルは、回避してなぐるみたいな感じで、スキルがたくさんあるから適当に好きなものをセットしてやってた。タメがあまりない攻撃のほうが好きだな。

あまりにクリアできないと、ボス戦の難易度低くなっていくのと、途中で難易度も変えられるので、とくに行き詰まらなくてすんだ。

 

ちなみに、イースシリーズ初めてやって、クリア後の街でセーブできるんだーと思って、うっかり予備のデータとっとかないで上書きセーブしたら、ラスボス前に戻れなくて悲しくなりながら2周目をやった。周回前提のゲームなので、ほぼ引き継げたけど、仲間とのイベント見そびれて、どうしても見たくてもういちど最後まで頑張った。でも、やったかいはあるくらい、仲間のエピソードはおもしろかった。親子関係ネタが多かった印象。エピローグでの会話もかわるし。

クリア後に最初の街で会話すると、こういう人だからこんな発言してたのかと、なるほどとおもった。

 

そういえば、なんどかテントに引きこもってる商人に会っていたが、2周目のエピローグで登場してて、声とアドルのコメントであいつかーってわかって、会えてうれしくなったよ。

 

で、けっこうおもしろかったので8と9もやろうと思った。

10やったときは過去のイースを知らなかったので、音楽についてはとくに過去作と比較しようがなかったけど、全体的に穏やかでけっこうずっと聞いていたい感じだった。

とくにノーマンたちが気合入れてたときのシーンの曲はかっこよくてよかった!

 

・8の感想

10のあとにやったから、グラフィックに古さを感じたけどやってたら慣れた。これも船の上から開始なのね。

きっと、船上にたくさんいる人たちはまたあとで会う機会があるのかなと思いつつも、やはり初対面で思い入れがないのであまり会話はとくに印象に残らず。

 

最初は遭難者探しでうろうろ、オウムなんとなく生意気でムカつくやつだな(笑)とおもってたら、最後に正体がわかるのだが改めて10のカラスのフギルはかわいかったなぁ、と実感した。カラスは最後までちゃんとただのカラスだった。

 

遭難者探し中、障害物をどかすのに必要な人数が表示されるのだが、集まった!と思ったら協力してくれないおっさんがいたのは想定外だった…。その後、若干のサスペンス的展開が挟まり、犯人はあっさり恐竜に食われてしまうのは衝撃的だった。いや、3対1であんなに強かったのに…?みたいな。

 

大昔の都市と思われるエタニア王国の跡地は、景色が壮大だった。ダーナのパートでは小柄だなぁと思って見てたら、そもそも体格が大きい人種だったそうで、アドル達の仲間になったらそこそこ背が高かった。ゲーム中の現代で目覚めて危機を救ってくれるシーンはとてもかっこよかった。

 

パーティに加わる仲間は全部で5人で、ヒュンメルという見るからに孤高を貫いていそうなやつは、話していくうちに自分の仕事に対してまじめなだけで、しかもめちゃ規則正しい生活重視している(これも仕事の質に関わるかららしい)発言が多々あり、人嫌いなわけではなかったらしく初対面と印象が違っておもしろかった。でも、操作するとなかなか攻撃が当たらず難しかったのであまり活躍させられなかった。

 

ストーリーは、過去と現在で何年離れてたんだろう?都市が滅んでいく過程はけっこうみてて辛かったが、そういう描写があるからダーナに感情移入ができた気がする。

たまたまアドルが島に漂着して結果的に平和はたもたれたようだ。

 

PS VitaからPS4用にリメイクされてさらにSwitchに移植された経緯があったようで、リメイクで追加された夜の探索が怖くて難しかった!

一応、ゲーム内で魔物を起こさないように忠告されるんだけど、昼よりも強い敵がたくさんいる上に普通に襲われて怖い思いをした。音楽も昼と違ってさらに不気味になってるし。

フィールドは10よりもボリュームがあった。

 

ゲームの内容と直接関係ないけど、イラストは8が一番好み。絵柄がかっこいいというのもあるし、反射光が青みがかってて色使いがきれい。

9の感想はつづく。