アクリル絵の具で絵を描き始めてから6年くらい経つ。
試しに使ってたのはアクリルガッシュだった。
その後、アクリル絵具で描いてみたものの、水の割合をどれくらいにしたらよいのかとか、混色とか、あと、乾きが早くて筆が追いつかなかったりして、なかなか画材に慣れなかった。
最近描いててわかったのは、水で薄めないほうがいいこと、色を薄く透明にしたいときは、メディウムを使う。明るく塗りつぶしたいときは白を混ぜる。乾きを遅らせるにもメディウムをつかう（こうすると、わりと油絵の具ぽく扱える）。
慣れてきてわかったことは、アクリルは透明感だしたり、不透明にもできるし、つやを出したり消したりもできて、表面を滑らかにしたりデコボコにしたりと、思い通りに描きやすい画材だということ。
あと、下地のジェッソを使えば、どんな紙やキャンバスでも、同じように描けるので、透明水彩と比べて紙の特徴は意識しなくてよい。
描く頻度が低いからだいぶ時間かかったけど、慣れたら描くこと自体も楽しくなるんだなぁ。
いろいろなことに共通するけど、手段そのものも楽しければいつも楽しい。
手を動かして何かして、何が変わるかを見るのが好きなのかな。
そうすると、描きたい絵は雀の絵みたいな雰囲気のタッチの絵だけど、そもそも絵も描きたい。そんな気がする。
描きたい絵も、どんななのか、試行錯誤してきたのかもしれない。
