Light and color

好きなゲームとか落書きとか。

水性色鉛筆で練習

鉛筆と水彩の特徴を兼ね備えている(当たり前か)。

使用画材:水性色鉛筆(カランダッシュのスプラカラーIIソフト、ファーバーカステルのアルブレヒトデューラー)、ピグマペン、紙はホワイトワトソン

(黄色が飛びやすくて、青みが強いような気がするのをなんとか補正した。)

なんか、想像で雲海みたいなものを描いてみたけど、山が下手な気がするよ。学生の頃に自転車で帰宅するとき、ちょうど自宅が西の方向だったので、日没前だとたまに雲が海のようにみえて、眺めながら帰るのが好きだった。

 

これを描く前にも練習してみたのだが、そのときはサンフラワーM画紙を使用(画用紙の中では厚めだが、水彩画用紙ではない)していたため、ちょっと発色いまいち、鉛筆の溶けもいまいちだったが、ワトソン紙(これは水彩紙)使ったら違いがよくわかった。描きやすい。

 

使用した色鉛筆はどちらもわりとお高めなやつで、そのぶん発色よいし溶けもいい。

今まで水彩、アクリル、油彩、鉛筆画もやってみた上で、水性色鉛筆の特徴はなんだろう?と考えてみたところ、こんな感じな気がする。

 

・細かい描写と、小さい作品に向いている

・鉛筆の特徴として、紙の目に鉛筆の芯を塗りこめる限界を超えると、それ以上描けない(アクリル、油彩はいくらでも塗り重ねできる)

・水彩のようなぼかしやにじみは無理(だったら水彩絵具使う)

・紙の上で混色したり、色を残せる(逆に混色で少ない色で絵を描くのは難しいが、あらかじめ芯だけ溶かして混ぜることもできる。でも、だったら水彩以下略)

・濡れた紙の上だと、クレヨンぽいタッチになる

・濡らしたときの発色が色によってかなり異なる場合がある(透明色で、濃い色に顕著)

 

今のところ、水性色鉛筆の好きな点は、水彩画のような雰囲気でざらつきのあるタッチが残せるところや、紙の目が詰まらないように塗った上でさらに乾いたところに色を重ねていくやり方ができるところかな。

ちなみに、筆は、筆本体から水が出せる水筆よりは、日本画などに使う柔らかめの彩色筆のほうが使いやすい。水含みもいいし。水筆は、せっかくの色がはげる。

 

色鉛筆をそこそこの本数持ってたのに、うまく使えてなかったからほったらかしてたけど、ようやく少しわかってきて楽しくてよかった。とにかく紙が大事だな。

(そういえば、コピックなどのアルコールマーカーも使ったことがあるけど、あれは揮発性の溶媒のにおいが無理なのと、混色難しく失敗が修正しずらいので向いてなかった。カラーインクは濃すぎて難しかったしこれも混色難しい。好きなイラストレーターや漫画家の人で、これらの画材で描くカラーイラストがきれいで使ってみたけど、やっぱり向き不向きがあると思った。見るのは好き。)