野生で生きるとどうなるのかドキドキしたけど、友情と野生の本能との間でライオンのアレックスが葛藤するのかと思ったら、本能の自覚なくて自分に怯えてるのが面白い展開だな、と思った。
結果的に、ライオンはネコということでペンギンズが食事に関して解決するオチがすごい。あと、遠くに写ってるペンギンズのリコが、いろんな仕草をしてるのが生きてる感じがあってかわいくて、結局ペンギンズばっかり注目してた。
特典映像もペンギンズの短編や自慢話があってメインキャラより目立ってた。
メイキングも面白かったなぁ。みんなでストーリーボード作りながら、話を練りつつコンテを描いていって、アニメーションをつくる順番も初めからじゃなくて技術的に作りやすいところから始めて、その間に必要な技術を開発していくなど。
ペンギンズの隊長はなんで監督が声を当ててるのかも気になってたけど、もともと監督がとりあえず前編に声を当てていたのが、たまたまハマったというのも興味深かった。そのまま隊長だけはずっと監督が声を入れてるみたい（テレビシリーズも）。
モートの声の人が、仕草も演技しながら声を吹き込んでる映像は面白かった（大人の男性が裏声で可愛い仕草で話している）。
日本語吹き替えは、恐る恐るみたら、アレックスは違和感なくて、でもシマウマのマーティは声の人が頭に浮かんで集中して見られなかった（下手とかではなくて、声の特徴がそのままだから）。ペンギンズはテレビで聴き慣れてた声と違ったから、やっぱり英語で見るほうが見やすかったな。珍しく。
ジュリアンは吹き替えも良かったけど、モーリスは声の人そのままで、合ってなかったなぁ。
ニューヨークに戻るまでの話が続編になってるので、2と3も見ようと思ってる。楽しみ。
