Light and color

好きなゲームとか落書きとか。

ドラマ「舟を編む」の感想1-3話

小説読み終わったばかりで内容は記憶に新しく、キャラクターに愛着湧いてる状態で見てる(映画、アニメは見てない)。

ドラマのオリジナルストーリー部分も違和感なくておもしろいー。原作にないセリフも言いそうって感じる。

そして回を増すごとにおもしろくなってる。

 

1話は、主人公の岸辺みどりが自信をなくしネガティブな感じで見てて辛い部分もあったので、見続けられるかなぁなどと思ってたのは杞憂だった。よかった。

 

続いて2話は恋愛の語釈について、みどりが疑問をもったことから、今後の検討課題に。そしたら3話はほとばしる愛がテーマだった(気がする)。

 

2話も、辞書に関する説明と登場人物把握した段階だったけど、最初は天童なんかムカつくやつと思ったら最後いいやつになった(小説で読んだ西岡に対する印象の変化に似ている)。

みんなで大型辞書を拝むシーン好き。

 

3話は、みどりのセリフで

「ぬめり感という概念…?」

「きっしー⁈」

の場面かわいい。

 

冒頭、引っ越しシーンでまじめがあまりにも日本語の正確さを気にするあまりに(あげく聞き間違えて、やる気をだすための奇声を発する)、かえって会話と作業がすすまないのおかしかった。

ぬめらなかった過去とぬめる未来の会話に引くみどりと佐々木さん。

なんだか辞書編集部の雰囲気もだんだんよくなったように感じ、松本先生に辞書の鬼ですねとにやにやする荒木のシーンもよい(実践して思考!実践して思考!←三角関係について)。

 

まじめの若かりし頃の時代はないぶん、13年後の西岡とのやりとり見れたのはなかなか嬉しい。鉛筆削るのたどたどしい様子にはらはらする西岡はなんだかまじめの保護者のようだった。

教授の水木しげるへの愛が深すぎて(後で気がつく流れ)、原稿の文章量が多すぎ、しかも余白減らしてA4に原稿が印刷されてたから、紙の見た目の圧がすごかった。教授からの熱量と圧もすごかった。きっと、原稿に手入れする前に西岡がいたら、まじめのラブレターと一緒って瞬時に気がついたんだろうなーー。